在宅緩和ケア・在宅看取りについて


在宅緩和ケアとは

緩和ケアとは老衰や末期がんなど完全な治癒が望めない患者様に対して、生命の持続よりも、その身体的痛みや精神的苦痛を取り除くことに重点をおいた医療、看護、介護サービスのことです。
当クリニックではこれらを在宅にて提供させていただきます。ご本人の意思を最優先し、残された時間をどう過ごしていくかを一緒に考えサポートさせていただきます。

 

最期の時間をどこで過ごしたいですか?

日本人の8割は、住み慣れた自宅で最期まで暮らしたいと考えています。しかし現状は80%以上の方が病院で亡くなられており、自宅で亡くなられいる方は10%程度に過ぎません。

超高齢化社会が進み、多死社会へと向かっている現在、「平穏死」「自然死」など、出来るだけ自然な形で最期を過ごすことに関心が高まっています。

あおぞら在宅クリニックでは、自宅で最期まで暮らしたい方それぞれの想いに寄り添い、一人一人に最善の人生最期のひと時が過ごせるように、多職種で協力し支援させていただきます。

どんなことをするの?

緩和ケアは「これが正解」というのはありません。一人一人のご希望に合わせて医療を行います。例えば、点滴などの医療行為は一切行わないことを希望される方もいらっしゃれば、点滴だけは行うことを希望される方もいらっしゃいます。基本的には、延命治療は行わず、なるべく痛みなどの苦痛を取り除き、最期のひと時まで自分らしく暮らせるように医療を提供させていただきます。